受験の先にある人生
公開日:2022/02/18
まだ受験学年ではない生徒の
お母さんから、次の言葉を頂いた。
「今は、入試前で、
□先生も胃がキリキリしませんか?」
私を気遣って、
この言葉をかけてくれたのだと思う。
私は、次のように答えた。
・・・
気持ちの面で、
それほどの変化はありませんね。
落ちてもよいと思っているからです。
生徒たちにも、
落ちてもよいと伝えています。
絶対に受からなければ
いけないと思っている生徒は、
力を発揮することができません。
そういった意味で、
落ちてもよいと伝えています。
それから、実際に落ちたとしても
問題ありません。
むしろ、そこから
学ぶことができます。
逆に、合格したことで
慢心してしまうこともあります。
だから、結果は、
どちらでもよいと考えています。
・・・
先日、私はコンビニで、
レジの店員さんから、
「渡辺先生!!」
と声をかけられた。
今、大学4年生になる教え子だった。
この教え子は、
希望する高校に合格できなかった。
しかし、高校では前向きに学んだ。
大学生になり、
就職先も決まり、
とても好青年だった。
中学生のときから、
大きく成長した姿を見て、
胸が熱くなった。