落ちた方がよい
公開日:2021/04/27
塾の中3男子、お母さん、
私の3名で面談をしました。
この生徒は、私からすると、
「やる気」のある生徒です。
お母さんがいる前で、
私は生徒に伝えました。
「高校受験で、
・落ちた方がよい」
最初に、この生徒には
「やる気」があると書きました。
私は、やる気がありすぎる生徒は、
逆に「あぶない」ということを
知っています。
絶対に合格しなければいけない。
そのように、
肩に力が入っている生徒は、
受験までのプロセスでも、
受験でも力を発揮できません。
私は生徒に質問をしました。
「失敗しても良いことがあります。
・それは、なんだと思いますか?」
最初、生徒は、
何も答えられませんでした。
それから、一緒に考えました。
失敗する価値を。
対話を繰り返す中、
生徒は、答えてくれました。
「失敗しても
・良いことがあるって
・わかりました!
・弱さを知ることで、
・強くなれるのですね!」
私が生徒に願うことは、
合格ではない。
挑戦だ。
挑戦した結果であれば、
どのような結果になったとしても
価値のある結果になる。