英語検定をパソコンで
公開日:2018/12/09
英語検定をパソコンで受けてみました。
パソコンで受ける場合、
通常の英語検定と比べて、
次の特徴があります。
(カッコの中は通常の英語検定の場合)
・1日ですべてが終わる
(1次と2次で2日間)
・試験会場を選べる
(試験の前まで会場がどこか分からない)
・年間12回実施
(年間3回)
以下は、実際に受けてみての所感です。
主に、通常の英語検定との違いの部分を書きます。
●申し込み
通常は、受験票が届いてから顔写真を貼り付けますが、申し込みの段階で、顔写真のデータを添付します。
パソコンでは2級・準2級・3級の申し込みができます。2019年11月からは、準1級もパソコンで実施される予定です。
今回、私が申し込んで受けたのは、準2級です。なお、準2級は高校の途中までの内容ですが、中3生で英語の内申4を取れる生徒は合格できます。6割の得点率で合格なので。
●受験票
郵送されてくるのではなく、メールで届いて、自分でプリントします。
●持ち物
「受験票」と「身分証明書」、この2点だけです。パソコンで試験を受けるので、筆記用具は必要ありません。
●試験当日
受付をした後、会場のパソコンルームに案内されます。
①スピーキング
試験当日の最初にする試験がスピーキングテストです。パソコン画面に映し出される試験官は、録画された映像です。試験官からの質問に、マイクセットで答え、解答を録音します。この録音データが、後日、採点される仕組みです。
今回、同じパソコンルームには、受験生が20名ほどいました。他の人のスピーキングテストの声が聞こえます。特に、隣の人の声は、よく聞こえました。同じ問題、解いてるじゃん!と思ったのは秘密です(笑)・・・これは、構造的に、ちょっと問題だと思いました。通常の英語検定だと、スピーキングテストは、3パターンの問題シートがあるようですが、今回、偶然にも隣の人と問題が同じだったのかは分かりません。
②リーディング
スピーキングテストが終わったあと、ボールペンが配られます。手元にあるメモ用紙に書けるようにです。パソコン画面に映し出された問題を読んで、画面上の選択肢をクリックして解答していきます。長文問題は、画面上にマーカーを引けるようになっています。
③ライティング
通常の英語検定と同じで、単語数の目安があります。よいなと思ったのは、単語を入力するたびに、単語数が表示されることです。例えば、Yes, I do. と入力したら「3」という具合にです。このため、自分が何単語を入力したのかを数えなくてすみます。
リーディング&ライティングを終えた時点で、最後のリスニングに進めます。このため、受験生によって、帰宅時間に違いがでます。(全員が制限時間まで見直しをするわけではないので)
④リスニング
自分で音量調整をでき、また、ヘッドセットで耳元から聞こえてくるので、通常の英語検定よりも聞き取りをしやすいと感じました。
●最後に
英語検定をパソコンで受けてみて、
生徒にも安心してすすめられると感じました。
また、大人が英語検定を受ける場合、
このパソコンでの受験は便利です。
1日ですべてが終わり、
会場も選べるので予定を立てやすいです。
英語検定をパソコンで受験する際の
詳細確認や申し込みは、
以下のページからできます。