小学生に宿題の解答を渡すとどうなるか?
公開日:2017/11/09
小学生に宿題の解答を渡すと、
以下の3パターンのどれかになります。
①宿題をやったあとに、答え合わせをする
②宿題をやってこない
③答えを写してくる
①の宿題をやったあとに、
答え合わせをする場合は、
適切な宿題内容であれば、成績は向上します。
②の宿題をやってこない場合は、
「正直で偉いね」と伝えます。
そして、今後、どうするかを話し合います。
③の答えを写してくる場合は、
3通りの理由があります。
1:完璧主義なので100点にしたい
(この理由の生徒は、それなりに勉強ができます。
話し合って改善しなければ、解答を預かります。
なぜなら、この手の完璧主義は、
成績向上につながらないためです)
2:怒られるのが怖かった
(宿題をやっていなくても怒らないと伝えます)
3:自分で解くのがめんどくさかった
(話し合って、改善すればよし。
改善しない場合は、解答を預かります。
そして、後日、もう1度、解答を渡します)
塾生の小学生に関しては、
半分くらいの生徒は、
答えを写してきたことがあります。
ただ、こちらはプロなので、
答えを写して来たかどうかはわかります。
怒らずに、話し合いで解決します。
小学生に宿題の解答を渡すと、
①、②、③、様々な場合がありますが、
共通のゴールは、生徒が解答をもとに、
自分で勉強をできるようになることです。
生徒が身に付けた「学ぶ力」は、
一生役に立つ財産になります。