【本】受験は母親が9割
公開日:2017/03/11
3人のお子さんが、
灘中→東大理Ⅲという佐藤亮子さんの本です。
これまでも有名な方でしたが、
最近、娘さんも東大理Ⅲに合格したことで、
再び注目を集めているお母さんです。
この本のおもしろい所は、
3人の息子さんとお父さんのコメントが書かれていることです。
以下、お父さん、お母さん、
そして、長男の言葉をご紹介します。
【 お父さん 】
妻の意志の強さを、本当に尊敬しています。
妻の子育てへの情熱を支えたのは、
4人の子どもたちへの深い愛情であると思います。
心身ともに豊かな人生を歩いてほしいと強く願い、
そのために何をしなければならないかを、
妻なりに考え続けていたのでしょう。
【 お母さん 】
4人を育てての実感ですが、
どんなときも母は感情的にならず、
何事にも動じないことが大切です。
私は、大げさに褒めませんでしたが、
かといって叱ることもなかったので、
子どもはテストの結果が良くても悪くても
点数を隠すことはありませんでしたし、
なんでも素直に話してくれたように思います。
【 長男 】
母には黙って見守ってもらっていたイメージが強いです。
長男として生まれましたが、
弟や妹と同じように接してもらってきました。
それぞれが豊かな個性を持った人間だと
思ってくれていることを、
子ども心に感じていましたし、
比べられた記憶は一切なく、
すべてにおいて否定されることもなかったことに
感謝しています。
・・・
この本を読んで、あらためて、
子育ては、夫婦関係が重要であり、
子どもを見守ることが大切であると学びました。