7月4日
公開日:2016/08/19
志学ラボは、2016年7月4日に開塾しました。
今回は、この開塾日とも関係がある映画について書きます。
・・・
8月17日、映画
「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」
を映画館で観ました。
この映画は、20年前に上映された
「インデペンデンス・デイ」の続編です。
前作が上映されたとき、私は高校1年生でした。
20年前も、映画館で観ました。
今回、新作を観るにあたって、
前作のDVDを借りて観て、
それから映画館に行きました。
以下、前作と新作の簡単なストーリーです。
■前作
1996年、エイリアンが地球に攻めてきた。
エイリアンとの決戦の日は、7月4日。
この日は、アメリカの独立記念日。
(この「独立の日」が映画のタイトルになっている)
アメリカ大統領は、この日を、
単なるアメリカ独立記念日ではなく、
人類の独立記念日にしようと演説する。
そして、人類は勝利する。
■新作
前作から20年後の2016年。
この20年、人類は戦争をせずに過ごしてきた。
そして、再び、エイリアンが地球に襲来する・・・
■映画を観ての感想
20年前の前作で、
人類は「共通の目的」のために結ばれました。
それは、エイリアンと戦うこと、
あるいは、人類が生き残るという目的でした。
「共通の目的」とは、「違い」を超えたところにあります。
人種、宗教、言語、国籍・・・
人類の半数が死んでしまう戦いによって、
人類は「違い」を超えることができました。
映画では、前作から新作までの20年間、
戦争がなかったといいます。
この現実世界では、
エイリアンが地球に攻めてくることはないでしょう。
それでは、どのような「共通の目的」を
人類は持つことができるだろうかと考えました。
世界平和、共存共栄、地球環境の改善・・・
こうした共通の目的を考えることはできます。
しかし、こうしたものは、
現実問題として、共通の目的になりえるでしょうか?
現在の世界を見渡したならば、答えは「Nо」です。
これを「Yes」にするために、
違いを超えるために、私たちに必要なものがあります。
「 成長 」
この成長を可能にするのが
「 教育 」
そして、教育とは時間のかかるものです。
私は信じています。
100年前、1000年前よりも、人類は成長していると。
また、私は信じています。
100年後、1000年後、人類は今よりも成長していると。
7月4日は、志学ラボの開塾の日でもあります。
なぜ、この日を開塾の日にしたのか。
20年前に、「インデペンデンス・デイ」を
観た影響は確実にあります。
私の一歩は小さいが、
人類にとっては偉大な一歩である。
そのような気持ちで、
子どもたちの成長に関わっていきます。