ポイントは「対話」
公開日:2019/06/05
『学校の「当たり前」をやめた。』
このタイトルの本を書いたのは、
千代田区立麹町(こうじまち)中学校で
改革を進めている工藤校長です。
・宿題は必要ない
・クラス担任は廃止
・中間期末テストも廃止
工藤校長の目指すところは、
「目的」のために「手段」を見直す
ということです。
子どもたちの成長という「目的」が達成されるならば、そこに至るための「手段」(宿題、クラス担任制、定期テスト、その他もろもろ)は変化させるという考え方です。
以下は、前書きにある言葉です。
・・・
学校は何のためにあるのか。
学校は子どもたちが、「社会の中でよりよく生きていけるようにする」ためにあると私は考えます。
そのためには、子どもたちには「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する資質」すなわち「自律」する力を身に付けさせていく必要があります。
社会がますます目まぐるしく変化する今だからこそ、私はこの「教育の原点」に立ち返らないといけないと考えています。
・・・
私も塾の生徒たちに宿題を出していません。(以前、宿題を出していたこともありますが、今はやめました)
理由は、生徒が「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する」ため。
工藤校長も書かれていますが、
ポイントになるのは「対話」です。
最後に思うこと。
大人が「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する」ために必要なこと。
「自分との対話」